採用情報｜埼玉県三郷市（稲葉興業）東京都、埼玉県、千葉県、茨城県を商圏として事業を展開しております。

INABAKOUGYOU

稲葉興業について

Information and Communication Technology

ICTを活用して、生産性と安全性の向上を図り、従来の建設業に対するマイナスイメージを払拭し、クールでスマートな「これからの建設業」を創造する。

Necessary Industry

建設業の使命、与えられた役割を自覚し、人類が発展する礎となり、くらしを守る盾となって、今までもそしてこれからも社会にとってなくてはならない産業であり続ける。

Beneficial Company

高品質で高付加価値なサービスをもって人々のくらしに豊かさを提供し、社業の発展を通じて社員の成長と幸福を追求し、適正利潤を確保し健全な経営を行うことで、広く社会に貢献する。INABAを取り巻く全てにとって、360°有益な会社”を目指す。

あなたの力、稲葉興業で発揮してみませんか？

全ての従業員がその能力を十分に発揮できるよう、働きやすい環境づくりを心がけています。

INTERVIEW

スタッフインタビュー

SCHEDULE

1日のスケジュール

2008年入社/
西井博樹さんの作業内容

職種 / 職長、土木、重機OP、作業リーダー

今日は三郷市発注の水路工事の現場で、U字溝を設置するための基礎コンクリートの打設を行います。今日の作業手順を皆で確認するとともにケガをしないように十分安全を確認してから本日の作業に入ります。ご安全に！！

U字溝を設置する場所は、もともとは素掘りの水路であった場所であったため、土が水分を含んでとても柔らかいです。

このままですと、土を運んでいる最中に道路を汚してしまいますし、処分場で土の受入れを断られてしまいます。それらを防ぐため、土を改良（石灰を混ぜて水分を飛ばす）します。

改良して運べるくらいの硬さになった土をダンプへ積込み処分場へ運搬します。これぐらいであれば道路を汚すことはありませんね。過積載にならないように気を付けて土を機械で積み込みます。

次の作業は床付け（とこづけ）といって、掘削した底面を凸凹がないように丁寧に手作業で平らにします。ドロドロで足元がぬかるんで大変な作業ですが、おろそかにはできない大切な作業です。

床付け作業が済んだら基礎砕石工に移ります。基礎砕石とは構造物（今回はU字溝）を支える基礎となる部分に砕石（石を細かく砕いた砂利）を施工することをいいます。基礎となる部分ですのでしっかりと機械で頑丈に締め固めます。

基礎砕石工の寸法を測っています。丁張（ちょうはり：基準となる高さを示したもの）に合わせて施工します。今回は丁張から20㎝下がりが基礎砕石の仕上がりの高さです。

厚さもしっかり入っています。（25㎝）ここまでが午前中の作業となります。

午後からは基礎コンクリートの打設作業となります。今日の目標となる作業です。まず初めに、コンクリートが流れ出ないための型枠と呼ばれる枠の設置作業です。型枠は木製の枠を使用します。基準となる高さとこの上に設置するU字溝の幅が確保できるようにまっすぐに設置します。型枠はコンクリートを流し込む時の高さと幅の基準となるため、時間をかけて正確にしっかりと固定します。

型枠の設置が完了しました！きちんと所定の寸法があるかチェックします。頑丈に固定できているので、コンクリートを打設しても型枠がズレてしまうことはありません。何とか生コン車が到着するまでに間に合いました。

いよいよ本日のメイン作業となる基礎コンクリートの打設です。手作業での作業となります。生コン（乾く前の呼び名）は水分を含んでおり非常に重く、作業の中でもキツい仕事になります。コンクリートは乾いてしまうとカチカチに固まってしまうため、後でやり直しが効きません。また、構造物を乗せる基礎（土台）となるため品質に注意しなければなりません。コンクリートがスカスカとならないよう、バイブレーターという機械で丹念に締め固めます。高さと幅、品質に注意しながら、さらには生コンが固まってしまわないように時間との勝負となります。