建物を建てるにしても、道路やインフラを整備するにしても地面が凸凹では工事が進められません。
高い場所を切土し、低い場所に盛土して、工事が進められるように地面を整地することを造成工事といいます。
また、建物の基礎は地面よりも低い地下部分となるため、土を掘る必要があります。こうした工事を根伐工事といいます。
造成工事や根伐工事で余った土は工事現場外へ、逆に土が足りない場合は他所から工事現場内へ運びます。
このように何か工事を始める前には、必ず「土」を動かさなければなりません。
しかも、人の力だけで動かすにはあまりにも多くの「土」の量となります。
そこで必要となるのが、「重機土工」と呼ばれる、大型の建設機械と土を運ぶ大型のダンプトラックを扱う専門の職種です。